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Ciscoルータのシミュレータを使う

  • 2008年6月21日(土) 05:12 JST
  • 投稿者:
    white
  • 閲覧件数
    8,425
Linux技術ノウハウ

Linuxで使えるCiscoルータのエミュレータにdynamips(cisco7200シミュレータ)がありますが、これはコマンドラインのみでそのままでは使いづらいものです。

dynagenというコマンドラインベースのフロントエンドツールで幾分使いやすくなりますが、今回GNS3というGUiのフロントエンドツールがあることを知りましたので、使ってみました。

下の図のような、ルータのアイコンをドラッグアンドドロップして、トポロジー図を書くことで、自動的にその図のとおりに構成されたルータが準備されます。日本語対応しているのもいいですね。 

導入準備

dynamipsをダウンロード

dynamipsのホームページからdynamipsをダウンロードします。自分のプラットフォームにあうbinファイルをダウンロードし、chmodで実行権限をつけるだけで、実行可能になります。なるべく最新版(RCが付いている、非安定版でも)を持ってきてください。

GNS3をダウンロード

GNS3のホームページからGNS3をダウンロードします。これは適当なディレクトリで展開しておいてください。pythonが必要になりますので、無い場合は準備しておいてください。

IOSイメージを入手

dynamipsはハードウェアエミュレータでしかないため、その上で動くCiscoルータのOSである、IOSのイメージが必要になります。Ciscoのページからダウンロードすることができますが、Ciscoは一般向けにダウンロードを許可していないので、実際のルータに接することのできる人でなければ、入手は難しいでしょう。

起動

dynamipsのbinファイルをPATHの通ったディレクトリに置いて、GNS3の展開したディレクトリ直下にあるgns3を実行します。

設定

GNS3の「編集」-「設定」メニューから、設定画面を開きます(初回は英語のメニューになっています)

上部の「言語」で日本語を選べば、日本語になります。ターミナルコマンドは標準のxtermでは使いづらいので、gnome-terminalなどにすると良いでしょう。プロジェクトディレクトリは、構成情報の保存先になります。IOS/PIXディレクトリはIOSイメージの保存先になります。

左のペインでDynamipsを選び、dynamipsのbinファイルへのパスを設定します。下のテストボタンを押し、成功すれば設定終了です。

 

次に、「編集」-「IOSイメージとハイパーバーイザ」を実行し、IOSイメージのパスを設定します。

どのルータのIOSイメージかは、自動的に選択されますが、たまに間違えるので手動の変更が必要になります。

使ってみる

設定が終了したら、実際に使ってみます。

「ノード種類」からルータをドラッグアンドドロップし、設置します。ここでは2つのルータを設置しました。デフォルトで名前はR0とR1になります。

上のボタンから「リンクの追加」を押し、FastEthernetを選択し、R0とR1をクリックすると、自動的にインターフェースFa0/0同士が接続されます。

ルータが選択された状態で、上のボタンから「IOSをロードする」と、「トポロジの概要」のR0とR1のランプが赤から緑に変わり、ロードされます。

上のボタンから「全IOSにログインする」と、terminalが起動し、IOSにシリアルでログインした状態になります。

これだけのことがGUIでできるとは、素晴らしいですね。

将来的に

もっと詳しい使い方やトポロジを紹介したいと思います。

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